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Garnet Crow ( リダイレクト:GARNET CROW ) : ウィキペディア日本語版
GARNET CROW[がーねっと くろう]

GARNET CROW(ガーネット・クロウ)は、1999年に結成され、2000年3月29日にメジャーデビューした日本のバンドGIZA studioに所属。略称は「ガネクロ」「ガーネット」。音楽制作会社ビーインググループ所属の音楽クリエイターを中心とした男女2人ずつの4人で構成され、ネオアコをルーツとした楽曲を制作している。2013年6月9日の最終ライブをもって解散〔。
== 概要 ==
メンバーは中村由利AZUKI七岡本仁志古井弘人(リーダー)の男女4人からなる。結成は1999年倉木麻衣の全米インディーズデビュー時のデモテープ作成にメンバー4人が携わり〔Ongen 編「GARNET CROW アーティスト詳細 株式会社USEN 、2006年。(参照:2007年1月27日)〕、スタジオ制作を通して意気投合したことをその契機とする〔平賀哲雄(インタビュー)「GARNET CROW インタビュー 株式会社プランテック 、2006年8月15日。(参照:2007年1月27日)〕。中村を除く3人は、バンド結成以前にDEENZARDの楽曲制作を介して関わりがあった〔GARNET CROW「古井弘人」(前掲『Best』付属ブックレット)〕。中村は音楽ディレクターのような表に出ない仕事を志向していたが、周囲からの薦めがあり作曲・ボーカル担当になった〔前掲書 GARNET CROW「born Yuri Nakamura」『GARNET CROW photoscope 2005 〜5th Anniversary〜』。〕。
楽曲制作においては役割分担が明確にされており、作曲・作詞編曲といった楽曲制作上の根幹部分を、ほとんどの楽曲においてメンバー自身が行っている。特に中村の曲とAZUKI七の詞は、全楽曲の核として位置付けられている〔。作品はネオアコをルーツとし、デビュー当初、彼らは自身の音楽性を「21世紀型ネオ・ネオアコ」と称した〔music freak magazine編集部「GARNET CROW liner notes」『music freak magazine Vol.74 2001年1月号』、株式会社エムアールエム、2000年。〕。1999年のデビューから約2年半後の2002年に初のライブツアーを開催し、それ以降は三大都市圏を中心に20回以上の公演を行った。ライブを経験したことでそれを意識した楽曲制作がなされたり〔keiko murata(インタビュー)「Can you feel?」『J-groove magazine 12月号』、株式会社ジェイロックマガジン社、2003年。〕、ラテン音楽や〔田中大「NEW CD INTERVIEW GARNET CROW」『WHAT's IN 2006 JULY No.229』株式会社ソニー・マガジンズ、2006年7月15日。〕カンツォーネなどの要素も楽曲に取り入れた〔前原雅子「GARNET CROW」『月刊ソングス 2006年7月号』ドレミ楽譜出版社、2006年7月15日。〕。
メンバーによる個々の音楽活動の背景から、メディア等においてクリエイター集団と称されることが多い。
メンバーの個々の経歴には非公表の部分がある。また、2002年のシングル夢みたあとで」がヒットするまでは、テレビの音楽番組等に一切出演せず、ライブも行わずにいたが、同シングルのヒットを受けて以降は、テレビなどのメディア出演をするようになる。同じビーイング所属のアーティストがマスメディアへの露出を抑える点は、ビーイングのメディア・コントロール戦略によるものとされている〔 鹿島良雄「“隠れる女”たちの魅惑」『別冊宝島1474号 音楽誌が書かないJポップ批評50』宝島社、2007年。(ISBN 978-4-7966-5946-8) 〕。テレビへの出演についてメンバー自身は、非常に緊張するという旨の発言を残している〔前掲書 GARNET CROW「improving Azuki Nana」『GARNET CROW photoscope 2005 〜5th Anniversary〜』。〕。2002年3月テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』に初出演した際、「出演が決定した際には一週間何も手に付かなかった」ということを司会の武内絵美アナウンサーによって暴露されている。
近年では、ビーイング外部のアーティストとのライブにも参加するようになった。ライブハウスでのライブや新作のプロモーション時には中村と岡本の2名のみでの出演が増えている。
「GARNET CROW」という名前の由来は、ガーネットという宝石の深い紅色にかけて深みのある音楽を志向する意を「GARNET」の語に込め、それに言葉の響きの良さを求めて「CROW」の語を付加したことに起因する。また日本語訳すると『深紅のカラス』という言葉になり、この言葉の不気味さが心に残る点もあわせて考慮された〔G-NET編集部「GARNET CROW filmscope2005」『GARNET SCOPE vol.010』GARNET CROW オフィシャルファンクラブ「G-NET」、2005年。〕。
1999年 - 2013年までに発売したアルバム(ベスト盤、コンセプトアルバム、リミックス、インディーズ盤を含む)は18作品あり、そのうちメジャー発売された16作品すべてがオリコントップ15ヒット(内13作品がオリコントップ10入りを記録)
シングルは2013年までに34作品をリリースし、その内16作品がオリコントップ10入りを記録。34作品中28作品がオリコントップ20内にランクイン。全34作品がオリコントップ50内にチャートインしている。
DVD作品では2013年までに11作品を発売し、11作品すべてがオリコントップ10入り(うち5作品がトップ3入りし、1作品が1位を記録)。
2014年には完全予約生産にて全シングル作品と全アルバム作品、PV、未公開写真集などが収められたプレミアムBOXを発売。こちらはMusingなどの通販のみでの発売。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「GARNET CROW」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Garnet Crow 」があります。




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